保活・保育園見学
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【保育園】真夏の保活 – 情報収集と見学

maru
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2019年4月向けの保活体験談です。

申し込み開始

産後間もなく保育園の4月入園向けの申し込みが始まりました。

不思議なのが毎年いつ申し込みが始まるかはっきり決まっていない件。

何度も区役所のホームページをチェックするしかないです。

大体の申し込み期限は12月一週目ですが、11月中に終わらせるのが無難。

うちの子は11月生まれなので、まだ出産から日が浅く毎日寝不足でカオス状態。

妊娠中に申し込みができることは誰にも聞いてなかったという。。。

あんなに念を押していたのにも関わらず、夫は会社からの書類も準備していない。

夫もそりゃパパになって1ヶ月も経ってない時ですから、色々大変だったと思います。

自分も必要な書類が間に合うかが微妙な状態でした。

結局期限内に必要書類を提出することができず、2月の二次で申し込むことに。

出産前からも申し込めるって何で誰も説明してくれないのかな?

と思いながらも、結局は冊子を最初からしっかり読まなかった自分が悪い。

とにかく自分の点数で受かることはないと思っていたので、

不合格通知が来るのを待つのみでした。

後でわかったことですが、これも実は100%事実ではなくて。

点数が40点に満たなくても、全ての保育園を書いておいて運が良ければ、受かることもあるんです。

書類には第8希望までしか空欄がないので、知りませんでしたが、

実は中央区全域の保育園を希望に出すこともできるようです。

不合格通知と現実への目覚め 

そして1ヶ月後の3月。不合格通知が届きました。

当然ですよね。戻る職場もないし、自分がやっていることは低い点数しかつかない。

じゃこれからどうするか、しっかり対策を考えるべきでしたが。

子育てや自分のプロジェクトでそれなりに忙しく、海外に2ヶ月ほど行く予定があったため、大したことができないまま、6月を迎えてしまいました。

認可保育園がダメなら無認可保育園に行かせればいいか、まだ安易な態度で過ごしていました。

ある日、見学の申し込みのため無認可保育園に電話をかけた時のこと。

何と次の見学は3週間後だと知らされたのです。えっ?そんなに待たないといけないの?

そこで急にぼーっとしていた自分の頭が覚め始めました。

やばい。もしかして他の保育園もこんな状況?

そう。実は見学開催の日は保育園によってバラバラ。

毎週の決まった曜日に実施するところもあれば、不定期なところもあります。

ちょうどその時、以前働いていた職場から再就職の話がきました。

いつ始められそうなの?という質問に対して言えるのは、

「保育園が探せたら」と言うことだけ。

どう考えても働き手が必要なのに来年の4月まで待ってくれるとは思えないし、

できるだけ早く保育園を探さないと永遠に社会復帰できないかもしれないと言う不安が頭を過ぎりました。

一度フルタイムの仕事を辞めてしまうと、保育園に入れない。

保育園に入れないと仕事は開始できない、という負の連鎖から抜け出せなくなるのです。

この時から育児と保活が自分のフルタイム仕事になりました。

子供を寝かせた後は、夜な夜なパソコンの前に座ってリサーチ。

ホームページなどをみながらエクセルに保育園の住所、電話番号などを打ち込みリストを作成。

子供が昼寝をしている間に隣の部屋で小さい声で見学申し込みのため電話をかけまくりました。

まるで自分がバリバリの営業マンにでもなった気になりました。

まずは年度中に空きがありそうな無認可と認証保育園を狙い、

7月のグーグルカレンダーが保育園見学の予約でいっぱいになりました。

毎日2~3件は見て回ったと思います。大体午前中、午後の早めと遅めの時間帯でした。

もちろん電話で100人待ちなどと言われたところにも4月入園対策のため見学に行かせてもらいました。

無認可と認証保育園のリストアップ・見学予約が終わった頃からは、

来年の4月向けの認可保育園の下調べに移り、リストを作成、8月から10月まで見学の予約を入れました。

産後2ヶ月の時から自分のプロジェクトで忙しくしていた私は、

それが終われば子供との時間を楽しめると考えていたのですが、

思いにも寄らない展開?なのかこれまで怠けてきたツケが回ってきたのか、

毎日35度を超える猛暑の中、離乳食を始めたばかりの子供を一日中外へ連れ回す羽目になりました。

育児休業ってなに?

育休という制度を利用していた訳でもなかったので、自分には当てはまりませんが、

「育児休業」という言葉に疑問を覚えるようになったのもこの頃からでした。

自分は他人とは少し違う状況での保活でしたが、保活をしながら育休中の沢山のママ達に会いました。

何人かは別の見学でも顔を合わせることがあり、顔見知りになったりしてました。

私のように1日に何件も回っていたのかどうかはわかりませんが、

彼女達も必死に自分のキャリアと我が子のための居場所を探していました。

確かに会社を休んでいるからこれを「休業」というのは仕方ないけど。

ママとパパに休業というのは実はない。

しかも保活なんか、いくら頑張っても結果はランダムで、「努力 = 結果」でもない。

頑張っても意味がないことの方が多いといっても良いくらいです。

ある日、保育環境がとても良い区立保育園の見学に行った時のことです。

3回ほど一緒の見学グループになったママさんがいたので、「よく会いますね」と挨拶をしました。

「ここ本当に環境がいいですね」なんて感想を話すと、彼女は諦めたようにつぶやきました。

「いいですよね。でもうちはどうせ入れないと思います。」

確かに、割と環境が良いと知られる区立保育園の1歳児枠は大体5~6名程度。

その殆どは兄弟枠で埋まってしまうと児童館で知り合いになったママさんに聞いたことがありました。

(その後区立保育園に内定をもらい入園してみると、これは事実のようです。兄弟枠で75%埋まっていました)

それでも1%の可能性のために、みんな見学して回っている、なんか少し悲しい会話でした。

長いですが、産後から見学の始めるまでの過程を書きつづってみました。

認可外施設と加算点「調整指数」について書いてみたいと思います。

Profile
penmaru
penmaru
リサーチャー
観察と文章好きのアラフォー。

外資でマーケティングとPMを経験したジェネラリスト。ブログ開設で保活経験を共有しようとしたが一度挫折。その後、育休中に100以上の記事を書いてからまた脱落するも、意外とブログが読まれていることに気付き妊娠・出産・子育てに役立ちそうな内容を更新している。ママタイトルを持つ前は旅行、サイクリング、写真が趣味。
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