【保育園】慣らし保育、復帰そして転園
ご無沙汰しております。
前回のエントリーから既に一年ほど経ちました。
エントリーの数が少ないので多くの方に読んで頂いてる訳ではないと思いながら、少し時間ができたので近況について話したいと思います。
復帰
2018年の9月から中央区の認可外保育園にまるを預け、職場に復帰しました。
家からは電車でしかいけない場所で、楽とは言えませんでしたが、環境的にはとても良かったと思います。
慣らし保育の期間中はRSウィルスから始まり、とにかく色んな病気をもらいほぼ毎週休み。
全く思う通りに進みませんでした。
仕事開始までに慣らし保育期間を3週間ほど見込んでいて正解だったかと思います。
11月頃に入ってからは、まるも保育園にすっかり慣れてくれ、涙することも殆どなくなり、昼寝、食事ともにリズムがついてきて一安心。
まだ小さい赤ちゃんを他人に預けることの不安からも解放され、早めに預けて良かったと思えるようになりました。
乳腺炎と卒乳
個人的に少し大変だったのは会社で搾乳することがなかなか難しかったこと。
最近主流のオープンオフィスには難ありです。
それまで完全母乳で育てていたので卒乳をすることに抵抗はありましたが、まるも一歳を過ぎご飯をモリモリ食べてくれるようになっていましたし、数回乳腺炎で熱を出していたことをきっかけに卒乳することにしました。
2〜3週間かけて4〜5回から一日朝晩の2〜3回くらいに回数を減らしていき、意外とスムーズに卒乳することができました。
生まれた時からとにかく母乳を飲み過ぎる程、おっぱいが大好きだった我が子がおっぱいが欲しいと泣くのを見ると本当に辛くて、自分も一緒に泣いたりしてましたが、心を鬼にしました。大人の都合で。。。ごめんね。
母乳は赤ちゃんとの相性。出産は大変だったけど、母乳頑張って良く飲んでくれてありがとうと言いたいです。
認可保育園内定
今年の2月の2週目だったと思います。
封筒を開ける手は震えていましたが、家から徒歩15分くらいの第4志望の保育園に無事内定をもらいうことができました。
保育園内定のために早めに復帰し、想像を超えるつぎ込み保育園に送って、加算点を得られたお陰だったと思います。
第一志望の保育園に入れなかったことにはがっかりしましたが、とにかく入れたことに感謝。
認可外保育園とは違って、認可保育園はとにかく準備するものが多く、必要なものを探すだけでも一苦労。
特に防災頭巾はサイズが合うものを見つけられず、結局何度か返品を繰り返し、最終的には自分で縫い直してサイズを合わせました。
3月には会社に2度目の慣らし保育のことを伝え、夫と二人でスケジュールを調整し4月を迎えました。
転園と二度目の慣らし保育
認可外保育園に通っていた頃の我が子はとにかく愛想が良く、保育園のイベントでは保育士全員になついて笑顔で走り回っていたので、新しい環境にもすぐに慣れてくれるだろういう期待がありました。
もちろんそれは親の勝手な妄想でしたね。
二日目にして風邪をひいて帰ってきた我が子。
慣らし保育の予定がズルズルと伸びていきました。
そして毎週のように小児科へ通うことに。汗
認可保育園は通っていた認可外保育園に比べ、児童の数が6倍ほど。
しかも年齢の幅もあるので、とにかくあらゆる病気が常に流行っている。
幸いにもチームのプロジェクトが4月の上旬で一旦終了し、しばらくフレキシブルなスケジュールでしたが、ゴールデンウィークが始まるまで、夫と代わりばんこで毎週二日くらいは休んでいたと思います。
まだ仕事にも慣れきってない時にこの事態はかなりのストレスでした。
家事も育児も仕事もすべて中途半端。
夫が育児と家事を積極的にこなしてくれることの大切さ、そして周りに助けてくれる人が誰もいない共働き夫婦の大変さを身をしみて感じました。
5月中旬までは保育園を半分くらい休み、高熱で何度も家族全員が倒れるという状況が続きましたが、その後少しは丈夫になってきたのか、あまり病気もせずすっかりなついて過ごしてくれてます。
子育て家庭としての思い
私がつとめる職場には働くママがいません。
そして周りの友達も割と結婚したばかりで子供がいないことが多いです。
そこで良く聞かれるのが「どう?お母さん業楽しんでる?」「慣れてきた?」という質問です。
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。。。。
。。。。。
答える前にいつもちょっとだけ間が空いてしまう自分がいるんですね。
複雑な気持ち。
まだ経験のない人たちにこれをどう説明すればいいんだろう?
復帰する前の自分はいわゆる「母親業」を楽しんではいたものの、それだけでは物足りないと感じていました。
まるのスケジュールに合わせて日課が決まっていて、ほとんどは大人の会話ができないまま過ぎていく毎日。
それでも理解のある夫のお陰で、夕方や週末には外出をしたり、日中は自分のやりたいことと子育てを混ぜて上手に過ごせていたとは思いますが。
我が子はとにかく可愛くて、ギャン泣きで困ることがあってもそこまでストレスを感じることはありませんでした。
あり得ないストレスとこれ無理、的なことを感じるようになったのは、復帰したいと思ってからのこと。
今の社会システムはとにかく子育てをしながら仕事ができるようにはできていない。
子供を産み、仕事を続けたいと考えたことに対して、支援ではなく「罰」を与えられた感じがしました。
子育てにはそれなりに自信がついてきていたし、会社もサポートしようと頑張ってくれてる、だけど行政のサポートはまだまだ物足りない、共働き夫婦のニーズに全く答えられていないと感じています。
子育てが大変というのは、他ならぬ避けて通れない行政サービスとの付き合いだったのかと。
話を聞くと10年くらい前には私が住む区でも40点なしで認可保育園に普通に入れたそうです。
今はいわゆる年中続く保活、加算店、出産時期の調整 (笑)まで行わないと夢見たいな話ですけどね。
こんな事態になっていても子供に関する手続きは時代遅れなものばかり。
AIやら機械学習やらが普通になっている時代に、未だに手書きの申込書に保育園の情報は90年代によく見かけたハイパーリンクにくっついてるPDFのみ。
せっかく情報があっても、これじゃ検索出来ない。
何か情報をもらいに窓口にいくと津波のように押し寄せる紙の資料。
これだけ高所得者が多くや法人税収がそれなりにある区なのに、その税収をどこに使っているのか不思議でなりません。
保育園を増やすのも必要だけど、猫の手も借りたい子育て家庭の大切な「時間」を無駄に使わせるのではなく、行政サービスのデジタル化と効率化で「時間」を返して欲しいと考えています。
もちろん、改善が必要なのは保育園の情報収集と手続きに限ったことだけではないですが。
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で「どう?お母さん業楽しんでる?」「慣れてきた?」という友達の質問にはいつもとても簡単に答えています。
母親業は楽しいんだけど、それが行政と絡むと辛くなるね。複雑だね。
子育て家庭に対する扱われ方にはまだまだ慣れない。
いつかは「サポートが充実してて楽しくやってる!」と笑顔で答えてみたいものです。