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【妊娠】全てのつわりを経験した!3人の妊娠とつわり

つわり
maru
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妊娠する前のつわりのイメージは、妊娠が発覚するきっかけになるもの、というイメージが強かったです。つわりがどのくらい続くとか、妊娠するまで全く考えたこともありませんでした。妊娠前は妊娠をしたら、妊娠発覚と同時に食欲が増して、とにかく妊婦は「たくさん食べる」と思ってました

メディアの影響って凄いですね。

はっきり言って独身時代は妊娠したらどうなるかという事には全く興味がなかったですし、もし周りに妊娠している人がいても、お腹と胸が大きくなるというくらいしか分かりませんでした。

3人の妊娠と出産を経験しながら、様々な種類とレベルのつわりを経験し、つわりの壮絶さを身をもって知ることになります。

3人を妊娠して経験した悪阻の種類と軽減対策について触れてみます。

一人目は吐き悪阻で7キロ減

6週

消化不良で食べられる量が減る

急にラーメンが食べたくなり1人で堂々とラーメン屋に入って、豚骨ラーメンを注文するも、3分の一も食べることができずお会計。途中から急に消化ができなくなってしまいました。いわゆる「食べづわり」ではないと自覚。

8週

吐き悪阻を経験する

辛いものが食べたくなり、辛いソースに素麺を少量食べてパソコンをいじっていたら急にウッと吐き気が。お酒で吐いたり、二日酔いになったこともない私にとって、全く新しい体験をする。

9週 ~ 13週

吐き悪阻が最高レベルに – 外出できなくなり体重が3週間で7キロ落ちる

吐くのが嫌で食べるのが怖いのに、お腹が空いているので、クラッカーやつわりに良いと言われている物を一つ一つ試しながら、合わなかったら吐き、合うものなら少し食べれる。殆どの物は食べることができず、毎日水分をとるだけで精一杯。一度も臭うと思ったことの主人の体臭で吐き気を感じたり、何度も公共の場で吐く寸前までいく。

14週 ~ 16週

食べられるものは増えるも、自由には食べられい

吐く回数は徐々に減っていくも、まだ何かを満足には食べられず、とりあえず水分を十分に取ることを目標に過ごす。サンドイッチなど味の薄いものは食べられることあり。

あんなにダイエットをしても減らなかった体重が3週間で7キロも減ってるのに、病院では「お水が飲めてれば大丈夫です」と言われる始末…でもお腹が空いて何も出来ないよ!

何度か病院で点滴をし、すこーしだけ調子が良くなったりしてましたが、最終的に13週頃まで何も食べれない、吐きまくる飢餓のような状態が続きました。

1日に20回ほど吐いたこともあります。笑えないですね。

ちょうど同じ年に第三子を妊娠していたイギリスのキャサリン妃が「妊娠悪阻」と診断されてニュースになりましたが、実は私も前回の妊娠で「妊娠悪阻」と診断されていました。

酔い止めのバンド、エイビオスなど試しましたが効果はなし。唯一効果があったかなと思ったのはどうしても外出しないと行けなかったのでもらった酔い止めの薬と点滴でした。

妊娠したら妊婦はいっぱい食べるってイメージ、誰が作ったんだよ!?

つわりの個人差に驚く

初産の時、こんなにも酷いつわりを経験している私ですが、周りの友達の話を聞くと、実は殆どの人が「つわりそんなに酷くなかった」とか「ご飯が5倍くらい美味しくて凄く体重が増えた」とか言うんです。笑

なんで私だけこんな酷いの?!と思いますよね。

妊娠って本当に十人十色なんです。

産後お医者さんに話を聞くと胎盤がとても大きく、へその緒も他の人の2倍くらいの太さがあったようで、赤ちゃんがホルモンを過剰に作っていたからなのかなと推測してみましたが、もちろん正確な理由は分かりません。

「妊娠悪阻」を診断される妊婦さんの中には中絶を選択するほど酷い症状の人います。

とにかく、つわりが怖くて再度妊娠することも怖くて仕方がありませんでした。

二人目はまた全然違うつわり、男女差あり?

第二子の妊娠が発覚した時、私はほんの少し間違った「期待」をしていました。

何故なら、つわりが少し違う形で始まったから。

6週目は普通にご飯が食べれて、しかも「お腹が空く」と気持ち悪くなる。

もしかして食べ悪阻かな?!と期待しました。

6週 ~ 9週

食べ悪阻?何かをお腹に入れないとまずい

いつも何かをお腹に入れておかないと吐きそうに。

どんどん消化力が弱くなったので、食べる量は少なくなっていきましたが、吐きたくなければとにかくお腹が空くのを防ぐ必要がある。仕事ではずっとクラッカー、パンなどを口にしていました。

何か食べられず空腹になった時はトイレに駆け込み吐くこともありました。

10週 ~ 16週

吐き悪阻も:最終的には吐いて食べられなくなる

例えば何日も美味しくじゃがいもで毎日を延命、4〜5日経つとじゃがいもで吐き気がするようになり、それ以上は口にすることが出来なくなります。ほぼ毎日のようにパインアップルと炭酸水を飲んでいたが、1ヶ月後には血を吐いたことも。

17週 ~ 22週

普通の食事は可能、新たに「よだれ悪阻」が始まる

普通の食事ができても、それが本当に大丈夫なのかは2〜3時間後にしか分からない状態に。合わないとお腹の調子が悪くなり吐き気がし、太田胃酸を常備していました。

また、唾液が多すぎて、人と話すことさえもままならず、何処かに唾を吐かなければならない状態が続きました。

これがよだれつわり?本当にタチの悪いつわりだなと思いました。

二人目は男の子だったので、もしかしたらつわりが軽いかも?!と期待しておりました。

確かにつわりは違う感じでしたが、一人目よりも長かったです。

会社ではチームで仕事をする事が多いので、安定期までに妊娠を隠す事もほぼ不可能でした。2〜3時間のミーティングが続く時なんか、クライアントが来ててももう吐き気が我慢できず何度かトイレに駆け込みました。妊婦にはプライバシーなんてないのですね… 7週にはチームメンバーに。12週には会社全員に知らせることになりました。

食べられる物は前回より幅が広く、結局7週頃からご飯が食べれなくなったこと以外は何かを食べることは可能。

これがまた面白くて、毎週のように食べたいものが変わっていき、最後には吐いて食べれなくなり次へ移行するといったことが続きました。

この時も対策は点滴のみ。

あまりにも酷い時は病院でも点滴しますか?と聞いてくれたので遠慮なく「はい」と答えました。

毎週毎週、ほんのすこーしずつ良くなり、何かを食べれるようになりながらも吐き気が続く。なので20週を超えた時でも吐く事は普通にありました。

また、「よだれ悪阻」というものが始まり、あまりにも唾液が多すぎて、水のように生産されている。ずっと家で唾を吐いてますし、全ての唾を飲み込むと気持ち悪くなってしまうので、本当に行儀の悪いチンピラのように何処かに唾を吐かなければならなかったです。

三人目、9週まで吐き気がなかった。もしかして?!

とにかくつわりが軽い人は本当にラッキーだと思うし、羨ましくて仕方がありません。

帝王切開の傷の痛み、腰の痛み、授乳の辛さも全部耐えらえる。

だけど、つわりだけは本当に辛い。

私がこれ以上妊娠なんて無理と思う理由は「つわり」です。

それでも3人目を授かった私に新たな試練が待ち受けているとは夢にも思わず…

最初はあまりつわりがなく、3度目の正直?でもしかしたら悪阻軽いかもと期待。

いや、それはただの妄想でした。

~9週

消化不良程度のつわりが続く

3人目を授かったのを夫にしばらく言わずにいられたのは、まだ悪阻がなかったから!妊娠9週が過ぎて初期流産の心配がなくなるまで、目立ったつわり症状はありませんでした。

10週 ~ 25週

吐き気があり、よだれが増え始める

残念ながら吐き悪阻は10週を超えた辺りから始まりました。夫にも妊娠した事を告げました。そして、前回も経験したよだれつわりが始まりました。

仕事は幸い?コロナでほとんどリモートだったので、助かりましたが、よだれの量は耐えられないくらいの量になっていきました。

26週 ~ 産後6週

出産しても終わらない恐ろしい「ヨダレ悪阻」

よだれ悪阻は想像以上につらいものでした。数分に一度はよだれを出さないと話す事が出来ないくらい大量のよだれが生産されていて、どこに行くにも何をするにもティッシュと衛生袋を持ち歩かないといけませんでした。

まさかと思っていたのですが、よだれ悪阻は前回のように途中から良くなることなく、なんと出産が終わった後も暫く続きました

産後よだれが止まらなかった時は、本当に絶望しました。

こんな状態でどうやって育児をしていけるか不安で仕方ありませんでした。

よだれ悪阻、本当に地獄のような悪阻でした。

吐くのも、食べ続けるのも終わりがあればなんとなく耐えていくことができたけど、まさか出産してからも続くつわりがあるとは。。。

よだれが多すぎると何を食べても気持ちが悪く、ちゃんとした食事は殆どできません。

友達に会って話をするのも、ただのお散歩に行くのも、、、全てよだれを袋に出しながら。

喋ることさえもままならない、寝てる時もよだれが出続けて自分のよだれにむせてしまう始末。

よだれ悪阻の凄さ、経験して初めて理解しました。

産後少しずつ減っていったよだれが産後6週くらいにはほぼ気にならなくなっていたのですが、また自由に出かけられる、人に会って話せる喜びは格別なものでした

つわりの軽減、改善はできる?

これだけのつわりを経験して、つわりの軽減に効果があったと感じるものはたった三つでした。

個人的に周りを見て思うことは「胃腸が丈夫」な人ほどつわりになりにくいということです。なので、妊娠前から胃を労って胃腸を強くできるようにしておくと良いかもしれません。

またいくら食べたくても胃を刺激してしまう、辛い、酸っぱい、脂っこいものは避けた方が無難ですし、つわりの原因になるニオイを嗅がない、食べ物を食べないなど、原因を排除するのが一番の方法です。

B6を飲むと良くなるとか、酔い止めを飲むなどの方法(赤ちゃんに影響があるため日本では殆ど出してもらえません)もありますが、効果はほぼないのと同じでした。

特効薬や一段とつわりを楽にする何かがあると良いのですが、ネットで調べて出てくる「こうすると良くなる!」というのを試して効いたのは残念ながらあまりなかったというのが正直な感想です。

つわりも人それぞれ、一般化しないで!

人それぞれ、程度はかなり違いますが、毎回の妊娠時のトラブルを考えると、産前休業6週間だけでは仕事を続ける事ができないなと感じています。

もし周りに年頃の女性が何となく辛そうにしていたり、消化不良で体調を崩したり、トイレに駆け込んだりしていたら、少しだけ見守ってあげて下さい。いのちの糧となる食べ物が毎日、何ヶ月も殆ど食べれなくなることって、、、

よだれ悪阻のように人があまり経験することのないものを長く引きずって、つわりは経験してみないと絶対にわからない辛さだなと感じるようになりました。

そして悪阻で苦しんでいる妊婦の皆さま。

色々検索すると悪阻は12週で落ち着くとか書いてありますが、それも個人差が大きいですね。妊娠12週で終わる人は、ラッキーな人だと思います。今は辛いですし、本当にどうにもならない、我慢することしか出来ないですが、出産して授乳を始めたら、数ヶ月間は好きなだけの食べ物をいくらでも食べられる日が来ます!!(帝王切開だと手術の2週間後くらいから)。

(もちろん適度に食べましょう)

それまでの辛抱だということを覚えておけば、なんとか乗り越えられる、それがつわりだと思います。

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リサーチャー
観察と文章好きのアラフォー。

外資でマーケティングとPMを経験したジェネラリスト。ブログ開設で保活経験を共有しようとしたが一度挫折。その後、育休中に100以上の記事を書いてからまた脱落するも、意外とブログが読まれていることに気付き妊娠・出産・子育てに役立ちそうな内容を更新している。ママタイトルを持つ前は旅行、サイクリング、写真が趣味。
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