【妊娠初期】二人目の妊娠と出血、仕事を休んでいる場合、傷病手当金は?
今だから言える事ですが、実は早く二人目が欲しくて妊活を続けるもなかなか上手くいかず、二人目不妊を疑ったことも。妊娠が発覚した時は嬉しさ、そして出血が続いた時は不安な気持ち、仕事と育児の忙しさで心の整理がつかない毎日でした。
今回は第二子を妊娠した当初の事を書いてみたいと思います。
二人目が欲しい
まるが一歳を迎える直前。
まだ新しい職場に慣れるため必死だった毎日でしたが、私はある決断を迫られていました。二人目の妊娠の時期はいつにするか。一人目を妊娠・出産して分かったことは…
- 妊娠したいと思ってもすぐにできるとは限らない
- 帝王切開で子宮の壁に傷があり、着床がどこまで上手くいくかわからない (また私自身はホルモンレベルが低い)
- すでに高齢出産の年齢を超えていて子供はどんどん出来にくくなっている
- 赤ちゃんが保育園に慣れるのに半年はかかる
そして、まだ授乳を続けているためか未だ生理は始まっておらずでした。
正直まだ仕事に集中すべき時期でもあり、迷う気持ちはありましたが、「高齢出産」という壁、いつ妊娠できるか分からないという不安な気持ちが先立ち、とりあえず今の自分の状態を調べにクリニックへ行くことにしました。
そこで分かったことは、私の女性ホルモン数値はとにかく低い(特にエストロゲン)というのと風疹の抗体が全く出来てなくて、また接種が必要ということ。
早く妊活を開始したいと思っていましたが、2~3ヶ月妊活を遅らせることになり、ますます焦る気持ちになっていました。
妊娠、そして初期の出血
毎月風邪や病気にかかり体調が最悪の中、クリニックに通い続けるも、5ヶ月が経っても妊妊娠はできず。
通っていたクリニックはまるを妊娠した時とは経営体制が変わっていて、毎日育児、家事、仕事に追われ、ゆっくり落ち着く暇はないし、仕事をしながら病院に通い続けるのもしんどいと感じ始めていたため、より先生の数が多く、通いやすい別のクリニックに転院することにしました。
そして、転園後1回目、もう排卵してしまったかもしれないというサイクルでのAIHをして、早くも二人目を妊娠することができました。
そんな嬉しい気持ちになっていたのも束の間、5週に入ってから少し茶色いおりものがあり増田。でも妊娠は2回目ですから、このくらいの出血はあるよね、出血は生理2日目くらいの量でなければ心配ないと思いながら健康のためにオフィスから歩いて帰宅したり、自転車に乗ったりと普段通りの生活を続けました。
しかし、日に日に明らかに出血の量が増えていっている気がしました。
妊娠も7週目に入り、2週間後心拍確認ができた時、先生から外出を控えるように言われます。
ただ、会社ではプロジェクトの真っ最中で休むことが出来なかったので、出血の具合をみて、日に日に酷くなる悪阻に耐えながら出勤していました。
自宅安静、そして前置胎盤の疑い
妊娠が発覚してから、かれこれ一ヵ月ほどだらだら毎日続いていた出血。
仕事がそろそろ落ち着いてきた時に、出社して間もない時間に、また多めの出血が。
体調を崩した事をマネージャーに伝え、急いでクリニックへ向かいました。
そこで婦人科の先生に、外出を控えるということの意味をわかってますかと叱られ、そのまま2週間自宅安静の指示がでました。
妊娠は8週目に入り悪阻も絶頂で辛かったので、会社に相談し、最初は在宅勤務 + 有給休暇をもらうことになりました。
ちょっと動くと出血。
悪阻でろくに食べていないせいもあり、体力が落ちるだけ落ち、ベッドに横になる毎日。
あまりにも嘔吐をし過ぎたのか血を吐いてしまう始末。。。
そんななか予定されていた引っ越しの準備は全く追いつかず、全て引っ越し業者にお願いし、出来るだけ動きを制限しようとしました。
しかし、それでも普段より体を動き過ぎたのか、明日職場に復帰する、と予定されたいた前日のお風呂上がりにさらに大量に出血をしてしまいました。
その時、夫はまだ外出中。
私はお風呂上がりのまると一緒だったので、ポタポタと落ちてくる血流にパニックし、まるも不安な様子で私を身も待っておりました。
1時間後夫が帰宅し、産院の夜間救急に一人で駆け込みました。
そこで先生から言われた一言。
〇〇先生から胎盤位置が低いという話、聞いてませんか?
え、初耳です。
まだ週数が早いので、上に上がっていく可能性が高いですし、過剰な心配は必要ないですが、胎盤の位置が悪いと出血しやすいです。このまま出血が続くと危ないので、胎盤の位置が良くなるまで1ヶ月くらいは活動を制限してください。会社に提出できるように診断書に所見を書きます。
帝王切開の後は胎盤の位置が悪くなる可能性があるとは聞いていましたが、まさかそれが出血の原因だったとは。。。幸いにもプロジェクトがしばらく落ち着いていたため、在宅勤務と有休を使って乗り切りましたが、今回の妊娠は、出血やら前とは違うつわりで、なかなか心が落ち着かない日々が続いています。
病気休業で傷病手当もらう 対 有給休暇
しばらく仕事ができなくなってしまったので、在宅勤務と有給休暇を使うことにした私ですが、人事から傷病手当の手続きをして休むこともできると言われました。そう!妊娠悪阻や切迫流産で自宅安静を医師から指示されて医師から「診断書」を書いてもらった場合、会社を休んだ日が連続して3日間以上で、4日目以降から休んだ日に対して支給されます。
傷病手当金は、被保険者が病気やけがのために働くことができず、会社を休んだ日が連続して3日間あったうえで、4日目以降、休んだ日に対して支給されます。 ただし、休んだ期間について事業主から傷病手当金の額より多い報酬額の支給を受けた場合には、傷病手当金は支給されません。(全国健康保険協会より)
支給期間は支給を開始した日から通算して1年6ヵ月なので、妊娠期間は十分カバーされそう。パートやアルバイトでも加入条件を満たした健康保険に入っていればもらうことができるので、有給休暇があまり残っていないなど、他の方法が休みながら生活のための収入を確保する必要がある場合、会社に相談してぜひ活用してみてください(ただし、国民健康保険の場合は受け取れません)。
* ただ気一つ気をつけたいのは、会社を休んでしまって1ヶ月の勤務日が11日以下である場合は、その月は仕事をした月としてカウントされず、育児休業給付金の条件である「2年間で12か月以上」がギリギリの方は気をつける必要があります。
妊娠初期は悪阻を含め、何かと不調が多くなる時期です。
出血や悪阻で仕事を続けられない場合は会社の人事に相談することで自分の体調を優先してください。いくら妊娠は病気ではないと言っても会社は主治医の指示に従う必要があります。私の会社は幸い理解があり、便宜を計ってくれていましたが、妊娠中の従業員の権利や制度についてもしっかり理解しておきましょう。